クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン9

エピソード
各エピソードには「ネタバレ」が含まれている場合がございます。
注意してご覧ください。
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第1話 インスピレーション-前編-(THE INSPIRATION)
女性2人の遺体がアリゾナ州グレンデールにあるアリゾナの公園で発見された。
被害者は20代後半の独身女性で金髪、レイプされた後に心臓を撃たれ、祈りのポーズで遺棄されていた。
BAUが現地入りした直後、別の公園で新たな被害者が発見された。今度は人妻で薄茶の髪、胃の中からは他人の前歯が発見された。
他の被害者からも頭蓋骨の断片などが見つかったことから、犯人は殺す前、被害者に人肉を食べさせていることが分かる。 -
第2話 インスピレーション-後編-(THE INSPIRED)
BAUが逮捕した犯人は誤認逮捕であったと判明。ウォレス・ハインズだと思って逮捕した人物は彼の一卵性双生児の弟、ジェシー・ジェントリーだった。
法律事務所の助手をしているジェシーには事務所の代表、マーク・アンダーソンが弁護につき、FBIを訴えると脅す。
BAUが捜査を進めるうち、母のカーラが双子の父親に関する情報を隠そうとしていたことがわかる分かる。実の父親が事件解決のカギになるのか…。 -
第3話 最後の銃声(FINAL SHOT)
JFKがダラスで暗殺されて50年。テキサス州ダラスのオフィス街で乱射事件が発生し、接点のない6名が亡くなった。
現地に入ったBAUが捜査を進める中、モールに近い給油所で新たな乱射事件が発生した。
一見、無差別に撃たれた事件に見えるが、実は標的がいたと判断したBAUは、両現場の被害者の接点を探る。
確実に狙えるのは3人目までだと判断したBAUは3人目の被害者である福祉士のアリスについての調査を開始する。 -
第4話 声なき目撃者(TO BEAR WITNESS)
メリーランド州ボルティモアの路上で早朝、身元不明の男が昏倒して発見された。
言葉を話せない男は脳にロボトミー手術を受けていた。人格を変えるため、かつて行われていた禁断の手術だ。
メンバーが事件の説明を受けているところに、新任のマテオ・クルーズ新部長がやってきて、BAUのメンバーたちと同行して現場に向かうと言う。
モーガンは意識を取り戻した被害者とコミュニケーションを取ろうと試みる。 -
第5話 66号線(ROUTE 66)
カンザス州ウィチタで16歳の高校生、サマンサが恋人といた時に襲われ、誘拐された。犯人は仮釈放中の父親エディだ。
「失踪して5時間だ。時間との勝負になる」と言った矢先、ホッチは意識を失って倒れ込み、病院に運ばれる。
数年前、連続殺人犯のジョージ“リーパー”フォイエットに刺された傷跡が裂けて体内で出血したのだ。
一方、BAUのメンバーがサマンサの母親を訪ねたところ、娘が父親と連絡を取っていたことが判明する。 -
第6話 魔女裁判(IN THE BLOOD)
ユタ州プロヴォの峡谷で岩の下に埋められていた女性の遺体が発見された。顔が潰され、両腕に裂傷、ノドにやけどがあり、ローブに着替えさせられていた。
被害者は24歳の教員グロリアで、高校卒業後に入った宗教グループから最近抜けていたことが判明。
その後、現場の周辺からは22歳のユタ大生アビーの遺体が発見され、さらに、犯罪歴のある男性の遺体が公園で発見される。 -
第7話 地獄の門番(GATEKEEPER)
ボストンで3人の絞殺体が発見された。犯人は絞殺具を用い、夜に襲撃、財布を奪っていたが被害額は大金でなく、カードも使用していない。
3人目の被害者スコットは友人との電話中に襲われ、1時間後、遺体で発見された。
BAUが捜査を進めるうち、犯人は被害者を監視して、特定のタイプを狙っていたのではないかと思われた。
やがて犯人があるビルの住人を監視し、住人に悪影響を与えていた関係者を殺していることが判明する。 -
第8話 少年兵士(THE RETURN)
イリノイ州シカゴの食堂で16歳の少年ギャヴィン・ロスラーが発砲し3人を射殺したが、偶然居合わせた非番の警官に射殺された。
防犯カメラに映っていた映像から、彼は約4年前に起きた未解決失踪事件の当事者だったことが判明。
ギャビンギャヴィンを食堂まで送っていった運転手はギャビンギャヴィンの失踪後24時間以内に失踪した17歳の少年トレヴァー・マディソンだと分かり、その後彼は路上で車に立てこもり自爆した。 -
第9話 奇妙な果実(STRANGE FRUIT)
ワシントンD.C.に住むジョンソン家の裏庭から2体の白骨死体が発見された。 夫チャールズは工務店を経営する模範市民で、妻ティナ、息子ライルの3人家族。
発見された白骨は2体とも息子ライルと同年代の女性で、性器が切断され、10年前に埋められていた。
DNA検査で1人の身元が判明。ライルの高校の同級生、メアリーアン・ベックだ。
取り調べ中に、さらに新たな白骨死体が発見され、それは35年前のものだと分かる。 -
第10話 いたずら電話(THE CALLER)
セントルイスで10歳の男の子が誘拐された。
被害者宅には2週間前から男児の声でいたずら電話が何度もあり、誘拐発覚直後には「僕がやったんだよ」という電話がかかってきた。
リードは15年前のメンフィスで起こった未解決事件に似ていることに気付く。
現地に急いだBAUが15年前の誘拐事件で記録されたテープをアンディの母に聞かせた結果、犯人の声が15年前の電話の声と全く同じ声だということが判明する。 -
第11話 怒りの鉄拳(BULLY)
ブレイクの故郷カンザスシティで50歳のモリソンがジョギング中に殴り殺された。
1年前に起こった殺人事件と同一犯だと考えたブレイクの父親は、娘にBAUの捜査協力を要請。
地元警察で殺人課の刑事をしているブレイクの弟スコットは2つの殺人事件は無関係だと感じているが、仕方なく協力することに。
ブレイクが1年前の事件の第1発見者である犠牲者の父親から真実を聞き出すと、今回の事件との関連性が判明する。 -
第12話 ブラック・クイーン(THE BLACK QUEEN)
2004年、カリフォルニア州FBIサンノゼ支局。
ブラック・クイーンの異名を取る指折りのハッカーであるガルシアがFBIに捕まり、ホッチから刑務所かFBIの情報分析官になるかの選択を迫られていた。
ガルシアがBAUに入った頃、サム・ラッセルが8件の殺人罪で逮捕された。
彼の処刑が2週間後に迫ったある日、司法省とサンノゼ警察がハッキングの被害を受けた。BAUがラッセルの有罪判決を再検証することに。 -
第13話 帰郷(THE ROAD HOME)
ベトナム時代の上官から“君の親切に感謝を込めて”というメッセージと共に、ロッシの自宅に高価な銃が届けられた。
心配したロッシは、休暇を取ってロサンゼルスに向かう。
一方、BAUのチームは大量殺人が発生したクリーブランドへ。犯人は90分間に場所を変え4人を射殺した。
被害者は老人を恐喝していたギャング、ひったくり強盗の高校生という犯罪者ばかり。犯罪者をその場で殺し続ける謎の犯人の存在は善か悪か。 -
第14話 200(200)
JJとクルーズ部長が突然失踪。BAUのメンバーたちはJJが国務省に異動していた頃、極秘任務に就いていたことを知る。
この失踪事件で司法省、国防総省、国務省が大慌てだということは、救出が優先されない可能性があるため、チームがなんとしても2人を救出するしか方法はない。
リードとガルシアは国家機密区分情報施設に行き、極秘任務について調べるうち、JJがストラウス、クルーズと一緒に、中東にいる写真を発見した。 -
第15話 アンダーソン夫婦の悩み(MR. & MRS. ANDERSON)
ピッツバーグで2件の殺人事件が発生。被害者たちは絞殺後、下着姿でシャワーカーテンに包まれ、遺棄されていた。
捜索願が出ないような女性たちを狙った犯行で、レイプの跡はなかった。犯人は男女の2人組で何らかの恋愛関係があり、殺人は彼らの前戯ではないかと思われた。
地元警察が似た手口の未解決事件を探すと、犯人は夫婦で1994年から最低13人を殺害していたことが判明。
そんな中、男性の遺体が発見される。 -
第16話 天使の失踪(GABBY)
ミシシッピ州ハッティズバーグでギャビーという名の少女が失踪した。
母親のケイトから一人娘のギャビーを預かった従妹のスーが、夜更けの駐車場に車を止め、眠っていたギャビーを車に残して店で買い物をしていた数分の間に、ギャビーは車から姿を消してしまったのだ。
現地に飛んだBAUはわずかな隙を狙った犯行であることから、計画的なものだと推理し、統計的に見てケイトの元夫ダグが容疑者として浮かび上がった。 -
第17話 トンネルの魔術師(PERSUASION)
リードの故郷ラスベガスの乾ききった砂漠で発見された2体の女性水死体。鈍的外傷と手足首に擦過傷があることから、生前、監禁されていたと思われた。
BAUは早速ラスベガスに現地入りする。防犯カメラの映像から1人目の被害者の身元が判明し、一緒にいた男の身元を最優先で調べていた矢先、その男の遺体が街の中で発見された。
そんな中、女性の肺にあった水から被害者は洪水調整用の地下トンネルにいたことが判明する。 -
第18話 渇いた牙(RABID)
ウィスコンシン州ミルウォーキー近くの森で、全身を噛まれて捨てられた男性2人と女性1人の遺体が発見された。
犯人はウイルスを動物から手に入れ、被害者を恐水病に感染させていた。 恐水病は、症状が進むと凶暴になって錯乱状態に陥り、発症すればほぼ、死亡する。
ガルシアは国内での感染を調べ、15年前に弟を恐水病で亡くした兄がミルウォーキー在住だと突き止める。 -
第19話 記憶の稜線(THE EDGE OF WINTER)
精神医療施設に入院しているダリアを訪れたモーガン。彼女は連続殺人犯の元から、唯一逃げ延びた女性だった。
彼女が裁判で証言できるかを判断するために来たモーガンは、ショックで失われた彼女の記憶を呼び覚ましていく…。
1年前、ハミルトンで3人の遺体が発見され、3人目の被害者は牧草地でカカシのように張り付けられる、という事件が発生。
BAUが捜査を進める中、4人目の被害者ダリアが生きて発見されたのだった。 -
第20話 報復(BLOOD RELATIONS)
ウェストヴァージニア州で有刺鉄線を使った2件の惨殺事件が発生。
1人目の被害者リーの容疑者ハワードが2件目の被害者になったことで、BAUは現地に入り2人の友人と家族を調べることに。
現地の警察によると2人は憎み合い、リーはハワード家の全員に対し接近禁止令を求めていたことが判明。
調査を進めるうち、ハワード家とリー家の両家は禁酒法の時代から密売ライバルとなり、一族全員を巻き込む抗争を引き起こしていた。 -
第21話 獣たちの祝宴(WHAT HAPPENS IN MECKLINBURG…)
メンフィスで48時間のうちに59歳のマイケル、23歳のトレヴァー、21歳のクリスティの3人が深夜に駐車場から拉致された。
クリスティの友達デビーは襲われただけで拉致されなかったため、犯人はブタのマスクをしていてスタンガンを使っていることが分かった。
現地に向かったBAUが捜査を進めていくうち、州立大学の“ブタパーティー”が被害者の共通点であることが判明。
そんな時、拉致されていたトレヴァーが発見される。 -
第22話 テセウスの迷宮(FATAL)
カリフォルニア州ロングビーチ警察の留置場で、38歳のウェイン・キャンベルが死亡した。
彼は手書きの余命宣告を受け取り、誰かに殺されると警察に訴え、わざと逮捕されたのだ。
死因はヒ素による毒殺だった。数日前にも同じメッセージを受け取った女性が亡くなり、遺体を掘り起こすとヒ素が検出された。
BAUが現地へ向かう途中に余命宣告を受けた3人目の被害者が発見され、彼の胸には年齢と同じ長さの麻ヒモが置かれていた。 -
第23話 天使と悪魔-前編-(ANGELS)
テキサスで保安官をしているクルーズ部長の友人から相談があり、BAUが捜査することに。
11ヵ月の間に娼婦が2人と客引きが1人が殺された。旋条痕検査で銃が一致し、同一犯が3人を殺したことが判明。
最初の被害者ルーカスの背中の傷は5本、2人目のハンナは9本、3人目のアビゲイルは12本と数も増え、傷も深くなっていた。
BAUが足を踏み入れた街は、まるで強い磁石のように善と悪が引き寄せあう、いびつな場所だった。 -
第24話 天使と悪魔-後編-(DEMONS)
突然の銃撃戦が始まり、逃走した牧師のミルズはデレクが倒した。
リードは首に被弾し、瀕死の状態で病院に運ばれる。クルーズの友人である保安官は犠牲になった。
モーガンは保安官を狙った最初の1発目を撃ったのはミルズではなく、現場にいた真犯人だと気付く。
真実を暴こうとするBAUの捜査を阻もうとする地元の保安官補たち。 誰が味方で誰が敵なのか、もう誰も信じられない。
悪意に満ちたこの街で捜査は難航する。